2011年09月28日

ブルガリアの騒乱

 17.デモ ソフィア.jpg

 早朝、NHKのワールドWAVEニュースを観ていたら、ブルガリアの抗議集会が暴動に発展している事を、ロシアTVを経由して伝えていました。

 NHKのBS1の世界ニュースは、日本では報道されない、または、日本の視点からではない、世界各国の出来事を伝えていて、それを見慣れてしまうと、いかに日本国内のTV報道が幼稚で統制されているのかが解ります。

 さて、今日の朝の報道で一点、ロシアのTVの報道を採り上げます。
 
 舞台はブルガリア。ロマ(ジプシー)人が運転、またはロマ人が雇った運転手が運転したクルマが一般のブルガリア人を轢いてそのまま逃走した、との事。問題はその後、警察は一応検挙したが、たいした捜査もせずにうやむやにした、らしい。

 これに怒った一般のブルガリア市民が各都市で抗議集会を開き、ついには暴動まで発展、警官隊まで出動する騒ぎになっているようです。

 私は現地に居て感じていたのですが、ロマ人に対して、一般の住民は腫れ物に触らないような感じでした。

 なぜだかはよく解りませんでした。

 しかし今朝のこのニュースを聞いて理解できました。それは、過去にロマ人が差別されてきた理由から、今では逆差別的な状況らしく、公共料金の免除から税金、そして自警団を形成しマフィア化ているなど、いろいろ優遇と凶悪化されている事を知らず、ただただ「ロマ人はかわいそう」という感情が沸き起こっていました。

 一般のブルガリア人たちが日ごろの不満を晴らそうと表現の行動に出たわけです。暴力は良くないですが、意思表示する事は大切なのことだと感じます。そして、少々の羨ましさもあります。
  
 そして、なぜロシアのTVが伝えているかと言うと、ロシアは同じスラヴ系民族の国のことを頻繁に報道しているからでして、ブルガリアの他、旧ユーゴ圏や旧ソ連圏も注視しているようです。そういえば、スペインのテレビも南米の事に強いですね。

 いろいろと報道源を探していたらありました。

 http://www.euronews.net/2011/09/27/roma-shops-burnt-after-death-of-bulgarian-man/

 ただ、私が感じたのは、意外と日本の社会も全く縁のない話ではないなぁ〜、と思った次第です。

 16.ソフィア 共産党庁舎.jpg
posted by kazunn2005 at 21:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行
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