2012年05月22日

ラダックのロバ

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今さっき、たまたまNHKBS1の海外ニュースを観てたら、インドのラダックの特集をやっていました。

そのラダック特集の主役は人間ではなくて、ロバ。それも捨てられた‘野良ロバ’。

それまで農作業などで活躍していたロバたちが、ここ数年の急速な経済発展の影響でロバを捨て、トラックや耕運機に切り替える農家が増えました。その結果、街には野良化したロバで増えてしまい、交通事故などに遭うケースが後を絶たない、とのこと。

そこで、有志のボランティアが野良のロバたちを保護し、えさを与えながら健康を取り戻させ、飼い主たちに返そう、と奔走しますが、やはり、引き取りを拒否されることが多い、との事です。

ロバのえさ代だけで年間約70万円ほど。とてもそのボランティアたちだけで続けられるものではなく、観光などで里親を募集したり、訪れた観光客から寄付を集めたりしていましたが、ついにボランティアの範疇を越えてしまい、NGOに登録して本格的な寄付集めをするのだそう。

私は昨年、そのラダックに行こうと、ビザまで取るところまで行ったのですが、家庭と経済事情などで断念した経緯があり、もうあきらめかけていた時でした。

これを観て、もう一回、インド行きを夢み、こうした活動の手助けをしたい、と改めて想ったのでした。

今日のこの番組を観て思ったことは、NHKだからこそ、視聴者受けしなくともこのような意義のある特集を組めた、という事です。民放だったら、ラダックへ芸能人でも引き連れて観光土産案内で終わったことでしょう。たった今、偶然にもNHKBS1の特集を観まして、心を打たれました。

しかし、それは、感動を意味するものではなく、寂しさと哀れさから来るものです。

人間たちの不幸な境遇など、いつもクローズアップされがちな発展途上の国々の話題が多い中、動物も不幸な運命を辿ることを忘れがちです。

人間の不幸は、自然災害などを除けば人間自身からでたものですが、今回のロバのようなケースもやはり人間が起因すること。

私も経済的に余裕があれば、何か小さな力になれたら、といつも思います。

友人にはラダック好きなやつらが多く居て、いつもラダックのよさを聴きます。いつかは行ってみたいのですが、もう無理かもしれません。

しかし、こうして報道にてラダックの現状を観、もう一度ラダックに想いをはせたいと感じています。

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posted by kazunn2005 at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行